29の巻

「三つの名石」が「岩国」の名前の由来になった!

 岩国には三つの名石があります。城山にある「白石(しらいし)」、岩国山の「亀石(かめいし)」、尾津の「紅石(べにいし)」です。別の説では、「紅石」の代わりに、立石町にある「竪石(たていし)」を入れるというものもあります。『玖珂郡誌』(享和2年:1802年)には「三つの名石」が「岩国」の名前の由来と書かれています。
 岩国城築城(1603年)の際に、家臣が「白石」のそばに観音堂を建立しました。「白石観音」の名前の由来もここからきているそうです。
 「亀石」には、橋を作るために亀石にくさびを立てたところ血が流れたとか、この石を掘り出してひどいたたりがあったので、すぐ埋め戻した等不思議な話があり、麓には「岩屋観音」が建てられています。
 「竪石」は、怪蛇が海から上がってこの石の中に入って神霊になったと伝えられ、「竪石大明神」が祭られています。
 みなさんも、市内を散策しながら名石を探してみてはいかが?
(ささえNo.42 2009年3月号)

「三つの名石」が「岩国」の名前の由来になった!